「休ませていいのか、登校させるべきなのか」
この問いを、何十回、何百回と繰り返してきたお母さんへ。
新学期が始まったばかりなのに。
仮病じゃないの?
一度休んだら休みグセがつくんじゃないかな。
家事にも仕事にも影響が出ちゃう!
そんな言葉が頭の中をぐるぐるしていませんか。
私も、同じ疑問を何度も繰り返してきました。
その判断に迷うとき、カギになるのは子どもの「休みたい」という言葉を翻訳してみること。
今日はそのための2つの鍵をお伝えします。

「子どもの休みたい」を
翻訳する2つの鍵
1つめの鍵:体の声
お腹が痛い
頭が痛い
熱っぽい
これらは、学校に足が向かない子どもの常套句。
ママからすると「仮病なんじゃないの!?」と思うこともあるかもしれません。
でも、体って正直なんですよね。
うまく言葉にできないことを、体が表現してくれる。
そう考えるようになってから、判断がシンプルになりました。
・体調が悪そうなら休ませる
・体が元気そうなら登校させてみる
「子どもの言葉」ではなく、「体の状態」を見て判断するということです。
「休みたい」と言っていても体が元気そうなら登校させてみるし、「今日は行ける」と言っていても顔色が悪ければ休ませる。
子どもの言葉を聞かないということではありません。
年齢によっては、うまく気持ちや体調が言葉にならない子もいるし、親を心配させまいとして、本当のこととは違うことを言ってしまうこともあるからです。
だから「言葉だけ」では判断ができないということなんです。
欠席連絡を入れた途端、元気になる子もいますが、それは仮病だったわけじゃなく「休んでいい」とわかって安心しただけだと思っています。
2つめの鍵:子ども自身の判断
1つめの鍵に書いたように、小学校くらいまでは、私が子どもの体調を観察して判断していました。
でも子どもが大きくなるにつれ、一緒にいる時間が減り、体調の良し悪しはわかりにくくなっていきますよね。
そこで中学生になってからは、子どもが「休みたいと言ったら休む」にシフトしていきました。
親が判断するのをやめて、学校に行くか行かないかを、子どもの判断に委ねるようにしたんです。
もちろん、テストや行事など「今日は行ってほしい」というときは、親の主張を伝えてもいい。
日頃から自分の気持ちを聞いてもらっている子は、親の言い分も聞けるようになっていくものではないでしょうか。
「甘い」と言われても
言わせておけばいい
「甘やかすから休むようになる」という声を目にするたびに、私ってダメ親だなあと悲しくなっていたことを思い出します。
でも、厳しくしたら子どもが学校に行くのなら、とっくにそうしていますよね。
いろいろやってみたけど、どれもうまくいかないし、子どもも動く気配がない。
考え抜いた末に下したのが「休ませる」という決断だったのではないでしょうか。
子どもの健康や命を守るためには、その判断しかなったのだと、親ならではの勘が働き、学校を休ませる選択をした方も多いはず。
そうであれば、まず優先したいのは、枯渇した子どものエネルギーを貯めるための「安全基地」を作ること。
疲弊した子どもが「自分」に戻れる場所を守ること。
それを甘やかしと呼ぶかどうかは、誰にも決められないはずです。
「世間的に正解かどうか」より、今この子に何が必要かで動きましょ。
エネルギーが貯まれば
子どもは動き出す
3人の不登校を経験して確信しているのは、エネルギーが貯まったら、子どもたちは必ず自分から動き出すということ。
それがいつなのかわからないからこそ、待つのはしんどいけれど。エネルギーが貯まりさえすれば動き出すことだけは確かです。
だから、休んだお子さんを責めることや、休ませてしまった自分を責めることにエネルギーを使うのではなく、家でどう過ごすか、子どもとどう関わるかに、大切なエネルギーを使ってくださいね。
今日ご紹介したのは、あくまで、わが家の場合。
ぜひ、あなたのご家庭での場合も考えてみてください。
不登校を翻訳家の視点で書いた記事も、よかったらどうぞ。


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2026年4月20日時点で、ランキング1位2位をいただいています。ありがとうございます!
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